白山連、鯉の滝登り半纏カバーオール

『二俣祭り』の筒描祭り半纏

力強いタッチの筆で書かれた白山連の文字。背景には滝を登る鯉がいきいきと描かれています。おそらく静岡県浜松市二俣町で開催される『二俣祭り』の祭屋台、白山連のものだと思われます。

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CLOUDY MOON Ownerお勧めランク

• 見事な筒描
• レザーとの組合せ
• デザインはモダンなカバーオール

勇壮な二俣祭りの見事な筒描半纏

二俣祭りは８月の下旬、静岡県浜松市の天竜区で行われる二俣諏訪神社の祭礼で、 最多の14台の屋台を曳き回す、勇壮な祭りです。 その屋台の中の一つ、 白山連のものと思われる祭り半纏をカバーオールに仕立てました。 滝を登る鯉を背景に、白山連の見事な筆文字。 勇壮な祭りに相応しい、見事なVintage筒描です。 背面の筒描を引き立てるため、前面はごくごくシンプルな布使いで仕立てました。
※二俣祭りの屋台の写真は、山車とまつりからお借りしました。
　
　

デザイン、縫製について

デザインは、短めの丈、長めの袖で、とてもモダンでスタイリッシュです。 インナーは、黒いナイロンのキルティングなので、軽く暖かです。 袖の表には黒のバックスキンレザーをあしらい高級感を演出しました。 ポケットの内側、 襟の裏側には畝の細いコーデュロイを張り込んでいます。 また襟には古い刺子を使っています。
この素晴らしい筒描半纏の絵柄を活かすため、地色に合わせて縫い糸の色を細かく変えてました。
　
　

生地のコンディションについて

古い筒描半纏を素材として使っていますので、経年の使用によるダメージは少なからずあります。 しかしながら、それらは時代が施したビンテージ加工。新しい素材には無い、暖かみにあふれた人の手のあとです。 袖を通す最初からVintage、USEDの風格をお楽しみください。
祭り半纏、コーデュロイ、ナイロンキルティング、刺子、バックスキンレザーと、様々な素材を組み合わせて使っていますので、お手入れはドライクリーニングでお願いします。